鉄の世界に魅了され22年。

様々な鉄の表情や形を追い求めてきました。

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そんな中、感受性の原点でもあり、大切な家族の住ごす場所である「鍛冶屋のいえ」を授かることができました。

 

更に新しい鉄への追及した日本の間取りを鉄で表現しました。

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ある一人の女性のために
ふたつの作品が生まれました。
それぞれの手によって
命をかたちにするように。

ひとつは鉄。
重く、硬い物質に向き合いながら、
内なる響きと対話するようにして形づくられたもの。
ひとつは植物。
芽吹いた命の声と、
まだ名もない光を抱き、
新たな姿として立ち上がるもの。
そして
それらを受けとめる
紙と糸、陰と光。

「いのちのうつわ」に戻り「ふたたび光を浴びる」
この世を新たに生きていく。

それぞれの作品が出会う一点にだけ生まれるもの。
その小さな兆しにそっと触れていただけますように。
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